クアドルペル

発祥: 名称普及は1991年、オランダ(ラ・トラップ醸造所)/ ベルギー

概要

ベルギー修道院ビールの最も強いタイプで、複雑で濃厚な風味を持つダークエール。濃い琥珀色からダークブラウンの色合いで、リッチなモルトの甘さ、ドライフルーツのような風味、スパイシーさが複雑に絡み合う特別なビールです。

歴史・起源

トラピスト/アビィビールで最も高アルコール(10%以上)なカテゴリー。「クアドルペル」は「4倍」を意味し、シングル・デュッベル・トリペルに続く最上位を示唆します。 歴史的に「アプト(修道院長)」等の強いダークエールはありましたが、「クアドルペル」の名称を広めたのは、オランダのラ・トラップ醸造所が1991年に発売した製品とされます。 特徴は、非常に高い度数、濃い色(茶色~黒)、極めて豊かで複雑な風味。ダークフルーツ(イチジク、デーツ)、糖蜜、パン、カラメル等の濃厚な麦芽風味に、酵母由来のスパイシーさや熟成香、アルコールの温かみが重なります。苦味は低く、ゆっくり味わう「シッピングビア」です。

スペック

アルコール度数
8.00-12.00%
IBU (苦味)
20-35
SRM (色)
12-22
適温
12-16°C

味の特性

このスタイルのビール

このスタイルのビールはまだ登録されていません