ドルトムンダー・エクスポート

発祥: 1870年代、ドイツ・ドルトムント

概要

ドイツ・ドルトムント発祥のラガービール。「エクスポート」は輸出用に少しアルコール度数を高めたことを示す。ヘレスとピルスナーの中間的な性格を持つ。

歴史・起源

19世紀後半(1870年代頃)、独工業都市ドルトムントで生まれたラガー。 人気のピルスナーに対抗するために開発されたが、ドルトムントの水質(硬水)に適した独自スタイルに。「エクスポート」の名は、輸出用に保存性を高めるため、通常のラガーよりアルコール度数をやや高め(5-6%)に造られたことに由来。 味わいは、ヘレスのようなしっかりした麦芽風味と、ピルスナーのような爽やかなホップ苦味(ピルスナー程ではない)の中間バランス。ミディアムボディで後味はドライ。硫酸塩由来のミネラル感が風味を引き締めることも。かつては独で非常に人気があったスタイル。

スペック

アルコール度数
4.80-6.00%
IBU (苦味)
20-30
SRM (色)
4-6
適温
5-8°C

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