ピルスナー
発祥: 1842年、ボヘミア地方(現チェコ共和国)ピルゼン市
概要
チェコ発祥の黄金色のラガービール。クリアでシャープな味わいとホップの爽やかな香りが特徴。世界中で最も多く飲まれているビアスタイルの一つです。
歴史・起源
当時のピルゼン市民は、品質の安定しない上面発酵ビールに不満を持っていました。 そこで市は共同で市民醸造所を設立し、バイエルン出身の醸造家ヨーゼフ・グロールを招聘しました。 彼は、当時最新だったイギリス由来の淡い色の麦芽(ペールモルト)、地元ザーツ産の高品質なホップ、ピルゼンの軟水、そしてバイエルン式の下面発酵酵母(ラガー酵母)という最高の素材と技術を組み合わせました。 1842年、その結果生まれたのが、黄金色に輝き、透明で、ホップの爽やかな香りと心地よい苦味を持つ、当時としては画期的なラガービールでした。 この「ピルスナー・ウルケル(元祖ピルスナー)」は瞬く間に評判となり、模倣されながら世界中に広まり、今日の多くのラガービールのスタイルに多大な影響を与えました。
スペック
アルコール度数
4.20-5.80%
IBU (苦味)
22-45
SRM (色)
2-6
適温
4-7°C
関連するビアスタイル
このスタイルのビール
このスタイルのビールはまだ登録されていません