チェコ・ダークラガー
発祥: 19世紀~、チェコ共和国(ボヘミア地方)
概要
チェコ共和国の伝統的なダークラガー。ドイツのデュンケルやシュバルツビアとは異なり、モルトのロースト感は控えめで、甘みと滑らかさが特徴。
歴史・起源
チェコ(ボヘミア地方)伝統の濃色ラガー。チェコ語では「Tmavý Ležák(暗色のラガー)」。 独ダークラガー(デュンケル、シュバルツ)と比べ、濃色麦芽の使用は比較的控えめで、強い焦げ臭さや苦味はほぼない。ピルゼンモルトベースにミュニック/カラメルモルト等を組み合わせ、色は濃いが味は滑らかで、麦芽由来のカラメル、コーヒー、ダークフルーツ等の甘みとコク、微かなロースト感が主体。 ホップはザーツが多く、上品な香りと苦味がバランスを取る。独ダークラガーよりボディ豊かで甘みがやや強い傾向があるチェコ独自スタイル。
スペック
アルコール度数
4.40-5.80%
IBU (苦味)
18-34
SRM (色)
14-35
適温
7-10°C
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