インターナショナル・ダークラガー

発祥: 20世紀、世界各地(ヨーロピアン・ダークラガーが起源)

概要

世界各国のマスマーケット向けダークラガー。色は濃いが、味わいは比較的軽く、甘みが感じられることが多い。ロースト感は控えめ。

歴史・起源

欧州伝統ダークラガー(デュンケル、シュバルツ等)をベースに、世界各地で大量生産向けにアレンジされたスタイル。 色は濃茶色~黒だが、多くはカラメル着色料使用か濃色麦芽の使用が最小限。そのため見た目に反し味は比較的軽く、スタウト等の強いロースト感/苦味はほぼない。 むしろ麦芽由来の甘みやカラメル風味が主体で、時に副原料(糖類等)の甘さが加わることも。ホップ感は非常に弱く、ラガーらしいクリーンさはあるが全体的に風味が希薄で甘みが後を引く傾向。 アジアやラテンアメリカ等で見られる、色が濃いが飲みやすい大衆向けダークラガーが該当。

スペック

アルコール度数
4.20-6.00%
IBU (苦味)
8-20
SRM (色)
14-22
適温
4-7°C

味の特性

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