ドッペルボック
発祥: 17世紀、ドイツ・ミュンヘン(パウラーナー修道院)
概要
ドイツの伝統的なボックビールの強いバージョン。「ドッペル」はドイツ語で「二重」を意味し、通常のボックよりも濃厚でアルコール度数が高いリッチなラガービール。濃いカラメル風味と甘みあるモルト感が特徴です。
歴史・起源
ドイツのボックをさらに強力にした高アルコール(7-10%)ストロング・ラガー。「ドッペル」は「ダブル」の意味。 起源は17世紀ミュンヘンのパウラーナー修道院。修道士が四旬節の断食期間の栄養源として醸造した濃厚な「ザンクト・ファーター・ビア」が始まり。後に「サルヴァトール(救世主)」の名で知られ元祖となりました(多くのドッペルボックが「~トール」と名乗るのはこれに由来)。 色は金色~濃茶色。共通して非常にリッチで濃厚な麦芽風味(トースト、カラメル、ダークフルーツ等)が特徴。ホップは最小限で、麦芽の複雑な甘みとコク、アルコールの温かみが主役です。
スペック
アルコール度数
7.00-10.00%
IBU (苦味)
16-26
SRM (色)
6-25
適温
8-12°C
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