ヴァイツェンボック

発祥: 20世紀初頭、ドイツ・バイエルン地方

概要

ドイツのヴァイツェンとボックを融合させたスタイル。ヴァイツェン酵母由来のフルーティーさと、ボック由来の豊かなモルト感、高いアルコール度数が特徴。濃厚で複雑な味わい。

歴史・起源

ドイツの「ヴァイツェン」と「ボック」の特徴を併せ持つ高アルコール(6.5-9%)小麦エール。 ヴァイツェン同様に小麦麦芽を多く使い、上面発酵のヴァイツェン酵母で醸造されるため、バナナやクローブ、ダークフルーツ(濃色タイプの場合)等の酵母由来の豊かな香りがあります。 一方、ボックのように麦芽量が多いため高アルコールで、ボディはミディアム~フル。麦芽由来の甘みやコク(パン、トースト、カラメル等)もしっかり感じられます。 色の淡い「ヘラー」と濃い「デュンケラー」のタイプがあり、濃厚さと複雑な風味を楽しめる飲みごたえのあるスタイルです。

スペック

アルコール度数
6.50-9.00%
IBU (苦味)
15-35
SRM (色)
6-25
適温
8-12°C

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