デュンケルヴァイツェン
発祥: 中世~、ドイツ・バイエルン地方
概要
ドイツの伝統的な小麦ビール「ヴァイツェン」のダークバージョン。バナナやクローブの香りに加え、色の濃い麦芽由来のパンやカラメルのような風味が特徴。濃厚ながらも飲みやすい。
歴史・起源
ドイツ語で「暗い小麦」を意味するバイエルン地方発祥のダーク・ウィートエール。 基本的な製法や酵母はヘフェヴァイツェンと同様で、小麦麦芽を多く(50%以上)使用する上面発酵エールです。 色の違いは、ベース麦芽に色の濃いミュニックモルト等や少量のローストモルトを使うことに由来します。 これにより、ヘフェヴァイツェン特有のバナナ・クローブ香に加え、パン、トースト、カラメル、時にはチョコやナッツのような豊かで香ばしい麦芽風味が重なります。 見た目は濃いですが苦味は穏やかで、口当たりは滑らか。濃厚な風味と飲みやすさを両立しています。
スペック
アルコール度数
4.30-5.60%
IBU (苦味)
10-18
SRM (色)
14-23
適温
7-10°C
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