フルーツビール

発祥: 古代 / 世界各地

概要

様々な果物を使用して醸造されたビール。ベルギーのランビックをベースとしたものから、現代のクラフトビールまで幅広いバリエーションがあります。フルーティーな香りと味わいが楽しめる個性的なスタイルです。

歴史・起源

ビールに果物(Fruit)を加えて風味を付けたものの総称です。発酵飲料に果物を加えること自体は、古代から世界各地で行われてきたと考えられています。その目的は、風味や香りの付与、色の変化、糖分添加による発酵の促進やアルコール度数の調整、酸味の付与、保存性の向上など様々でした。 歴史的に確立されたスタイルとしては、ベルギーのランビックにチェリーを加えた「クリーク」やラズベリーを加えた「フランボワーズ」などが有名です。 現代のクラフトビールシーンにおいては、特定の醸造法やスタイルというよりも、ブルワーの創造性により、ペールエール、IPA、スタウト、サワーエール、ヴァイツェンなど、多種多様なベースビールに様々な果物(果汁、ピューレ、果実そのものなど)を投入して造られる、非常に幅広いカテゴリーを指します。 果物の風味が主役となるものから、ベースのビールを引き立てる脇役となるものまで、その表現は無限大です。

スペック

アルコール度数
4.00-8.00%
IBU (苦味)
5-40
SRM (色)
3-15
適温
5-8°C

味の特性

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