フォーリン・エクストラスタウト

発祥: 18世紀末~19世紀、イギリス/アイルランド(輸出用)

概要

熱帯地域など海外市場向けに造られた強いスタウト。ドライスタウトよりアルコール度数が高く、ロースト感や苦味が強いことが多い。豊かな風味と飲みごたえ。

歴史・起源

英・アイルランドで醸造され、主に熱帯地域(カリブ海、アフリカ等)の海外市場へ輸出用に造られた高アルコール(6-8%)濃厚スタウト。 長い輸送や高温多湿気候に耐えるため、また現地嗜好に合わせ、高比重で醸造され高アルコールに。味はドライスタウトよりボディ豊かで、麦芽の甘み、ロースト香(コーヒー、チョコ)、ホップ苦味がより強いことが多い。フルーツ様の香りや微かな酸味を持つことも。 ギネス社の「ギネス・フォーリンエクストラスタウト」が代表格で、世界各地でライセンス生産され親しまれています。

スペック

アルコール度数
6.00-8.00%
IBU (苦味)
30-70
SRM (色)
30-40
適温
10-13°C

このスタイルのビール

このスタイルのビールはまだ登録されていません