ESB
発祥: 20世紀半ば(名称普及は1971年頃)、イギリス
概要
エクストラ・スペシャル・ビター(Extra Special Bitter)の略称で、イギリス発祥のエールビール。モルトの風味とイングリッシュホップのバランスが特徴で、名前の「ビター」ほど苦くはなく、むしろバランスの取れた味わいが楽しめます。
歴史・起源
イギリス発祥の「ビター」の中でも、特にアルコール度数が高く(4.6~6.2%程度)、風味豊かなタイプ。「ESB」は「エクストラ・スペシャル・ビター」の略です。 「ビター」は19世紀に、甘口のマイルドエールと区別するためにホップを効かせたペールエール系を指す言葉として使われ始め、強さで分類されるようになりました。 「ESB」の名称は、ロンドンのフラーズ醸造所が1971年に発売した銘柄「フラーズ ESB」が有名になり、スタイルの代名詞となりました。 麦芽の風味(ビスケット、カラメル)とイギリス産ホップの香り(土、花、果実)、しっかりとした苦味のバランスが特徴です。ベストビターより飲みごたえがありつつ、エールらしい飲みやすさも持ちます。
スペック
アルコール度数
4.60-6.20%
IBU (苦味)
30-50
SRM (色)
6-18
適温
10-13°C
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