ベルジャン・ペールエール

発祥: 20世紀半ば、ベルギー

概要

イギリスのペールエールに影響を受けつつ、ベルギー酵母で醸造されたエール。中程度の苦味と、酵母由来のフルーティー&スパイシーな香りが特徴。比較的飲みやすい。

歴史・起源

第一次・二次大戦後、ベルギーで人気の英国ペールエール等を参考に、ベルギー醸造家が自国の上面発酵酵母(ベルギー酵母)を使い造り始めたスタイル。 英国ペールエールのようにホップの苦味・香りが比較的しっかりしているが、欧州伝統ホップ(ノーブルホップ等)が多い。 最大の特徴はベルギー酵母由来の複雑な香り。フルーティーなエステル香(リンゴ、洋梨等)とスパイシーなフェノール香(クローブ、胡椒等)がホップ・麦芽風味と調和。 色は金色~明るい琥珀色。アルコール度数はペールエール同程度(4.8-5.5%)で、ベルギービールの中では比較的飲みやすい。デ・コーニンク等が代表的。

スペック

アルコール度数
4.80-5.50%
IBU (苦味)
20-30
SRM (色)
8-14
適温
7-10°C

味の特性

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