ラオホビア
発祥: 中世からの伝統製法、確立は15世紀/16世紀頃~、ドイツ・バンベルク
概要
ドイツ・バンベルク地方の伝統的なスモークビール。麦芽をブナの薪で燻製して醸造されるため、燻製肉や暖炉のような独特の煙の香りと風味を持つ。濃いアンバーから暗褐色の色合いで、まるでベーコンやハムを思わせる風味が特徴のユニークなビールです。
歴史・起源
ドイツ語で「煙のビール」。燻製麦芽で造られ、ドイツ・フランケン地方、特にバンベルクが発祥地として有名です。 近代的な麦芽乾燥技術以前は、多くの麦芽が直火乾燥でスモーキー風味を持っていたと考えられますが、バンベルクではブナの木等による直火乾燥の伝統製法が意図的に守られました(シュレンケルラ、シュペツィアル醸造所等)。 ベースはメルツェン・ラガーが古典的ですが、最大の特徴は燻製麦芽由来の強烈な燻香。燻製肉やベーコンに例えられます。 他のスタイルでも燻製版はありますが、通常ラオホビアと言えばバンベルクのメルツェンベースを指します。
スペック
アルコール度数
4.80-6.00%
IBU (苦味)
20-30
SRM (色)
12-22
適温
7-10°C
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