イタリアン・グレープエール
発祥: 2000年代半ば~、イタリア
概要
イタリア発祥で、醸造過程でブドウ(果汁、果皮、マスト等)を使用したビール。ワインとビールの特徴を併せ持ち、フルーティーで複雑な味わい。
歴史・起源
2000年代半ば以降にイタリアのクラフトブルワーによって生み出され発展した新しいスタイル。「IGA」と略される。 ワイン生産が盛んなイタリアならではの発想で、醸造過程(発酵・熟成時等)にブドウ、ブドウ果汁(マスト)、搾りかす(ヴィナッチャ)等を加えるのが最大の特徴。 使用ブドウ品種(白/黒)、投入時期/形態、ベースビール(主にエール)により味わいは非常に多様。 一般的に、ビール本来の風味に加え、ブドウ由来のフルーティーな香り(ワイン様アロマ)、時にはタンニンや酸味が感じられ、ビールとワインの境界にあるような複雑でユニークな飲み物に。近年BJCP等にも追加され世界的認知度向上。
スペック
アルコール度数
5.00-10.00%
IBU (苦味)
15-40
SRM (色)
4-15
適温
8-12°C
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