ライIPA

発祥: 20世紀後半~21世紀初頭、アメリカ

概要

原料の一部にライ麦を使用したIPA。通常のIPAのホップ風味に加え、ライ麦由来のスパイシーさやドライな後味、わずかな粘性が加わるのが特徴。

歴史・起源

アメリカのクラフトビール・ムーブメントで生まれたIPAのバリエーション。 通常のIPAレシピに、穀物の一部としてライ麦(Rye)を加えるのが最大の特徴です。 ライ麦は、ビールに独特のスパイシーさ(胡椒様)、わずかに土っぽい風味、ドライな後味、そして滑らかで豊かな口当たり(粘性)をもたらします。 ホップのキャラクター(柑橘、松等)はIPA同様に前面に出つつ、ライ麦の個性が加わることで、より複雑で奥行きのある風味となります。ホップとライ麦のスパイシーさの相乗効果も特徴。IPAの多様性を示すスタイルです。

スペック

アルコール度数
5.50-8.00%
IBU (苦味)
50-75
SRM (色)
6-15
適温
7-10°C

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