クワス
発祥: 中世、東ヨーロッパ/中央アジア
概要
東ヨーロッパ(特にロシア、ウクライナ)の伝統的な微アルコール発酵飲料。ライ麦パンをベースに作られ、軽い酸味と香ばしさを持つ。
歴史・起源
ロシア、ウクライナ等東欧/中央アジアのスラブ系民族で中世から飲まれる伝統発酵飲料。厳密にはビールと異なるが穀物(主にライ麦)原料で発酵する点で共通。 伝統製法では乾燥ライ麦パン(黒パン)を湯に浸し糖分抽出し、酵母(時に乳酸菌も)で発酵。ミントやベリー等で風味付けも。 アルコール度数は非常に低く(多くは0.5-1.5%)、子供から大人まで日常的に飲むソフトドリンクに近い存在。味はパン由来の香ばしさと軽い酸味、ほのかな甘みが特徴。微炭酸あり。 現在もこれらの地域で非常にポピュラーで、家庭や路上、スーパー等で販売。
スペック
アルコール度数
0.50-2.50%
SRM (色)
15-30
適温
4-10°C
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