アイリッシュスタウト

発祥: 18世紀~19世紀、アイルランド(ダブリンなど)

概要

アイルランド発祥の黒ビール。ドライな飲み口とロースト麦芽のコーヒーのような風味が特徴。クリーミーな泡も有名。

歴史・起源

「スタウト」は元々ポーターの強い版でしたが、アイルランド、特にダブリンのギネス社(1759年創業)が独自のスタウトを発展させ、19世紀にはアイルランドを代表するスタイルとなりました。 特にアイルランドのドライスタウトは、麦芽化していない焙煎大麦(ローステッド・バーレイ)を多く使用するのが特徴で、これがコーヒーのような強い香ばしさとドライな後味、シャープな苦味を与えます。 パテントモルト発明(1817年)以降、効率的な色付けと風味付けが可能になりました。色は非常に濃いですが、ボディは意外に軽く飲みやすいものが多いです。 また、窒素ガスと炭酸ガスの混合ガスで供されることが多く、それによる持続性のあるクリーミーな泡と滑らかな口当たりは、このスタイルの象徴とも言えます。世界で最も有名なのはギネス・ドラフトです。

スペック

アルコール度数
4.00-5.00%
IBU (苦味)
30-45
SRM (色)
25-40
適温
8-12°C

味の特性

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